「営業」で勝つ!ランチェスター戦略 [読書日記]
2011年最初の記事は書籍の紹介です。
ランチェスター戦略において私の師匠であります福永雅文氏の第4作。
今回の特徴は、
ありがたいことに新書サイズ。
ランチェスター戦略の全容を解り易く、かつ、もれなく解説した第1部。
数あるランチェスター戦略の書籍があまり触れてこなかった新規開拓・案件セールスにも
言及した第2部。
(ルートセールス系の卸売業やメーカーだけでなく、下請け加工業、部品製造業、建設業、
末端の販売業、士業など、様々な業種に応用が効きますよ。!)
そして、何より、巻末の特別付録「シェアと利益の相関関係」。
この論文はランチェスター戦略学会第2回研究大会で発表されました。 日本の上場企業における市場シェアと利益の相関関係について統計分析を施したもので、明らかな相関関係を見出したことが学会でも高く評価された論文です。
私自身も研究チームに参加し、基礎データ収集と財務分析を担当。 何度か行った会合のうち、2009年の10月には、我が中村会計4階の研修室に福永師匠と弱者逆転研究所所長の玉居子氏を迎え、私と3人で1日缶詰めになって研究を進めました。 その際のアプローチの様子は師匠のブログにも掲載されています。
文末のチームメンバー紹介に私の名前が掲載されています(本当!)ので是非皆さんお買い求めになってそれをご確認下さい。 ってそんなことはよいのでございます。 師匠が永年かけて集めた事例が豊富に掲載されていますから、理論の習得と同時に応用を効かせやすいのです。 是非ご一読をお勧めします。
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