深川にて [戦略]
昨日17日は江東区の森下文化センターにて、ランチェスター学会の研究発表の準備を行いました。
新幹線を降り、三田線大手町駅から神保町へ、ここで新宿線に乗り継ぎ森下駅へ。列車に乗っていて自分の名字が連呼されるのはとても変な気分でした。
駄話はさておき、昨年は、「シェアと利益は相関するか」というテーマに取り組み、上場企業を調査し、見事に相関関係を見出すことが出来ました。
今年は対象を中小企業に替え、高シェアの企業の財務体質を調査しています。 現段階ではまだこの程度しかオープンに出来ませんが、極めて興味深い結果が出てきています。
約3時間、みっちり討議を加え、発表の方向性がしっかり決まったところで、今回はお開き。
今回、研究チームに名を連ねつつ、研究の方向性を導いてくれているのが、ランチェスター戦略における私の師匠にあたる 福永 雅文 氏です。 討議の後、師匠の案内で、ランチェスター戦略開発者の田岡信夫先生のお墓参りに。 森下文化センターから歩いて15分ぐらいのところの増林寺という曹洞宗のお寺です。 自分は神頼みをする習慣は無いのですが、田岡先生への感謝と、「頑張ります」という意思表明の意味でのお参りをしてきました。
ところで、この辺りはいわゆる深川。 江戸の下町情緒を残した良い雰囲気の街並みです。 道の途中、岩崎弥太郎の別荘跡の清澄園公園を始めとして、江戸から明治の歴史を感じられるスポットが目白押し。 ゆっくり時間を取って一人ブラタモリ風に歩くと面白そうです。
小一時間のお墓参りは適度な空腹感を誘ってくれます。 当然夕方からは打ち上げ。 福永師匠によれば、このあたりの名物は、どじょう、馬刺し、あさり飯なのだそうです。 で、研究チームの3人のオジサンたちはどじょうを選択。
自分ともう一人の玉居子(たまいご)研究員は初物。 75日寿命が延びると言います。 初心者はまず裂いて中骨とモツを取り除いたものが無難とのことで、裂いたどじょうの鍋でイッパイということになりました。 いやあこれが実に美味。 臭みも何も無く、残った鍋の汁で付け合わせのネギを煮込んでをご飯にかけて食べつくすという始末。 ご飯と共に頼んだどじょうの味噌汁も絶品。 こちらには裂いていない丸のままのどじょうがこんにちはしてましたが全然オッケー。 雑食性の悪食(あくじき)なのです。 今度は丸のままの鍋にも挑戦したいなあ。
ということで、研究も打ち上げも充実した一日でした。
*師匠の著作3冊 いずれもイチ押し・お勧めの本です。是非ご一読を。
<ビジネス下克上時代に勝つ!>ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則
- 作者: 福永 雅文
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2005/05/19
- メディア: 単行本
コメント 0