得意先 倒産! そのとき [会社経営]
最近のお話
地元の中堅企業・甲社が倒産。ここは顧問先ではありませんでしたが、
私達の顧問先のうち4社が、甲社と取引がありました。
それぞれの対応は、、、
- A社は、日本政策金融公庫さんのセーフティ・ネット融資を申し込み。
当事務所の担当者が申し込みに同行し、サポート。
即決で融資が実現しました。
社長も、悪い状態の中にも「安心」をされました。
- B社は、中小企業倒産防止共済を使う予定。
7年ほど前にお勧めしたこの制度を、月に1万円ずつ掛けてありました。
今回の被害額は掛金の10倍よりも小さく、枠内に収まったのです。
掛金が少ないかなと思っていましたが、掛けて来た期間がものを
いいました。お勧めしてホントに良かったと思います。
- C社は、代表者の家族の資金ストックで乗り切ります。
上記の共済を最近解約したばかり。ここは明暗分かれますが、共済金の
借入は手数料(そこまでの掛金消却)が伴いますし、約定返済が始まります。
個人借入なら有る時払いの催促なし。ある種のダム経営ですね。
- D社は、被害額「0円」
しばらく前、約定どおりの決済がなされなかった時点で粘り強く交渉し、
月内で全額現金で回収済みでした。したたかです。
こんな具合です。
そして何より、各社とも、意識がしっかりと次の得意先の開拓に
向いています。これが何よりも重要!
それぞれに残してくれた教訓を大切に語り継ごうと思います。
2010-08-10 15:46
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