「儲かる」って [戦略]
11月23日、東京の明治大学アカデミーコモンホールで第3回「ランチェスター戦略学会」が開催されます。
実は、今年、研究発表を行うべく、準備を進めています。 並み居る大学の先生たちを前に企業の町医者たる実務家の自分が3人の研究チームを代表して発表するというのですから、光栄でもあり無謀でもあります。
詳しい内容は発表を待っていただくとして、ランチェスター戦略の基本的な考え方に、平たく言えば、「シェアが高いと儲かる」というのがあります。 昨年・今年と、実際の企業のシェアと利益の相関関係を統計的に分析する試みを行っています。
調査作業の過程において、「儲かる」っていうのはどういうこと? と何度も自問しました。
絶対的な金額を獲得すること? 利益率? 生産性? 採算性? それともストック? 福祉性?
考えれば考えるだけ「儲かる」の定義が出てきます。 置かれている立場の数だけ「儲かる」があるのかもしれませんし、一人でいくつものシチュエーションごとに「儲かる」があるのかもしれません。
我々はかなり明確にイメージができてきましたが、敢えて聞きます。 あなたにとって「儲かる」ってどういうこと?
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