人を大切にする会社 [事務所生活]
相手の新郎さんは地元の中小企業にお勤めとのこと。 仕事柄どんな会社なのだろうと強い興味がありました。
出席してみてびっくり。 新郎の会社の社長は、毎月の「始道塾」という経営の勉強会で何年もご一緒している仲間の一人でした。
始道塾は、会社の決算書を良くするのが目的ですが、そのためには会社に関わる全ての人を大切にすることが如何に大切であるかを学んでいます。
聴けば、新郎は「会社にとってなくてはならない人」なのだそうです。 (我が事務所側の新婦も同様です。)
きっと一所懸命働いているのだろうなと思うと同時に、きっと大切にしてもらっていることと思いました。
実際、披露宴の中で、誰よりもたくさんカメラのシャッターをきっていたのはこの社長さんでした。
とても暖かい気持ちになりました。
Mt. Fuji [事務所生活]
冷え込みましたね。
こういう朝は、我が事務所から、富士山が見られます。
こういう日は朝からラッキーと単純に思えます。 日本人の遺伝子なのでしょうかね。
決算報告会や、その他所用でお越しの際、お声をかけます。 是非ご覧ください。
事務所風景 [事務所生活]
大掃除 [事務所生活]
明日、我が事務所は午前中所内研修・午後は大掃除です。
世間様より少し早い大掃除なのは理由があります。 そう、年末調整。
12月下旬、会計事務所は年末調整一色になります。 天皇誕生日も、その週末の土曜も出勤。 皆さんが大掃除をされる御用納めあたりはピークを迎える訳です。 なので一足お先に大掃除。
今年1年無事にお仕事ができた環境に感謝して、みんなで埃にまみれ、汗をかきます。 なので朝からラフな格好で出社。
もし、明日、事務所にいらっしゃるお客様は、くれぐれもびっくりなさらないよう。
研修は仕入れ 2 [事務所生活]
昨日のブログに書きました研修を実施しました。
今日の全プログラムで5時間半、「経営分析」とがっつり取り組みました。
経験の浅いスタッフも、ベテランも、その経験値なりに学ぶところ、発見するところが大きな研修となりました。 頭の中がすっきりして、爽快な感じです。
お客様への業績報告や、経営指導に厚みが増したことと思います。
とにかく解りやすい言葉でお伝えするよう心がけますので、解らない言い回しや難しい専門用語を振り回した時は御遠慮なさらず、どんどんご指摘ください。 「お前の言うことは解らん!」と。
研修は仕入れ [事務所生活]
会計事務所はサービス業です。 ものを売る商売ではありません。
でも、仕入れをとっても大切にしています。 それが研修なのです。
例えば今月の私はTKC静岡会主催の研修会で、静岡市まで、半日出張が2回。 監査部会という名の所内研修(原則月に1回)が半日。
年間242日の公式稼働日数からして如何にウエイトがかかっているかがお判り頂けると思います。
で、上記研修とは別に、今月から5回シリーズでビジネス会計セミナーも始まります。 これは宮城大学の名誉教授で、公認会計士の「天明 茂」(てんみょうしげる)先生の作られた、経営分析から始まり、戦略会計、キャッシュフロー、ヒアリングからアドバイス、経営計画の使い方に至るビジネス会計の勉強会です。 所内でDVDとテキストを使いながら進める、1回5時間前後の勉強会。 私が進行役を務めることに。
しばらく前から予習をし、準備を行うことで、とても良い復習になりました。 特に天明先生が師の薄衣佐吉(うすぎさきち)氏から教わったという独特の貸借対照表観に強い感銘を覚えます。 損益計算書は解るけど、貸借対照表は難しという社長さん達が多いです。 それを如何に判り易く表現し、本質に迫ったご説明が出来るか。 これは必要とされる会計人の大切な資質です。
今回の勉強会の参加は強制しない自主参加の形で募集をしましたが、わたしと同じ監査部の外回り担当者全員の参加となりました。 10年選手目白押しの我が事務所ですが、ベテランはベテランなりに自身のブラッシュ・アップを目指し研鑚を続けている姿勢が表れているのですね。
顧問先様からも、新しい情報、解り易い情報を発信している事務所であるとのお褒めのお言葉を頂戴しつつ、そのための仕入れコストを頂戴出来ていることに感謝の念を禁じえません。
明日もみんなでしっかり勉強します。
予防接種 [事務所生活]
昨年より、事務所の危機管理の一環として、インフルエンザの予防接種を行っております。今年も、顧問先のドクターと看護師さんに事務所にきていただいて、みんなで予防接種を受けました。
感染でもすると数日間業務が止まります。しかも今日の朝礼で課長の山本さんがスピーチしていましたが、丁度年末調整、法定調書、償却資産税の申告、確定申告と、いわゆるオンシーズン突入です。この時期に休んではいられません。また、毎月顧問先様を巡回監査するのが基幹業務ですから、顧問先様にウイルスを持ち込みでもしたら大打撃を与える可能性があります。
どうか今年もみな無事に乗り切れますように。
上級実務試験 [事務所生活]
今日はTKC巡回監査職員研修制度・上級実務試験が行われ、我が事務所からも10名受験しました。
この制度そのものは随分昔からありますが、我が事務所は今年からの取り組み。 スタッフごとに取り組みの計画も自由度をもってやっています。 試験の結果は大分先になりますが、2日間4セット・合計8日の座学とレポート提出も含め、みんなが相当パワー・アップしたことは間違いありません。
会計事務所は研修が仕入れ! うちの事務所の中核となる考え方の一つです。 それが確実なサービス・最新の情報提供に繋がるからなのです。
これからも内容の濃い「仕入れ」を継続してゆきたいと思います。
そして、今日は、何ヶ月か座学・レポート、試験勉強に取り組んできた仲間へのメッセージ。
「お疲れ様!」
継続するということ [事務所生活]
今日は月曜日。
いつもと同じように今週も、お仕事が始まりました。
が、今日の朝礼はいつもと違います。 嬉しいことがありました。
うちのスタッフの、藤田さん、須山さんという二人の女性スタッフの10年勤続表彰があったのです。
藤田さんは私と同じ外回りの監査担当、須山さんは内勤の総務。 いずれもベテランの域に入ってきました。 お客様や、他のスタッフへの心配りが細やかなのです。
机の上での勉強は勿論のことですが、わたしたちの仕事は人と人の関係において成り立っています。 しかもベースになるのは租税正義の実現ですから、一人一人の世界観や人生観がしっかりしていないと、お客様をとんでもない方向に導いてしまいます。 継続するということはその信念を練り固めてゆくことでもあるわけです。
もうひとつ、継続するということはそれだけたくさんのケーススタディーを学ぶということでもあります。 これは教科書では学べません。
いま、我が事務所は10年選手が6人、20年選手が私、所長夫妻は約40年。 事あるごとに継続することの強みを感じます。 今回10年表彰の二人も更に活躍してくれることを期待したいと思います。
ご意見番 [事務所生活]
ある製造業さんにて、
会計監査を行っている向かいの机で、社長が同業の方とお話をしている様子。
この社長、豊富な知識と経験に裏打ちされた技術、そして人脈をもっていらっしゃるため、よく同業者から相談の電話が入ります。 聞いてて吹き出しそうになったのは、
「寸法通り作るからだめなんだよ!」
というくだり。
熱で膨張する素材は、常温で図面通り作っても、使用の段階で寸法からはみ出す。 だから熟練の職人はそこまで計算に入れて、しかも膨張の方向まで読み込み、削り込みをするのだそうです。
またある時は、機械のオイル漏れを見つけ、緊急の修理が必要だがオイル・シーリングの部品は取り寄せないとダメ、というとき、とっさに自分の腰のベルトを引きぬき、ベルトをナイフで切ってシーリングの代用部品を作って切りぬけたとか。 「革は油を止めるんだよ。」と教えてくれました。
これらは、数多くお聞きしている経験談のほんの一部。 遠州の技術力、恐るべし。 困った時、この社長に相談すればなんとかしてくれる、ということで知る人ぞ知るご意見番なのです。
こういう智慧が、地域で、大切に継承されてゆくことを切に望みます。