同窓会にて
もう1か月が過ぎようとしていますが、高校1年生時代の同総会がありました。三重県立松阪高校という学校です。当然、みんないいおじさんおばさんになっています。
当時、担任の先生は、石倉綾子先生とおっしゃる自称28歳の女性で、そのころから36年経つ今年、3度目の28歳を迎えられます。 おそろしい年齢詐称をしていらっしゃることは高校生の目から見ても明らかでした。
色彩感の極めて豊かな古文の授業や、迫力ある漢文の授業は、今受けても面白いこと間違いありません。 もともと読書好きであった自分が、さらにたくさん読むようになったのは明らかに石倉先生の影響でした。
その先生が、この春から、松阪を代表する学者である本居宣長の『古事記』を読み込んでゆく勉強会を主宰してお始めになったとか。 月に1回か2回のペースでしょうから何年もかかるでしょう。 博学の先生は、随所に関連知識やエピソードを交えてくれますから、話を膨らませながらとにかくじっくり進んでゆくはずです。 今年84歳、読了のころにはおいくつになられることやら。 でも、物事を始めるのに年齢は関係ないのだなと感心しました。 先生のご健康を願って止みません。
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